昭和13年に中善商店を株式会社中善商店へ改組。 昭和20年の名古屋空襲の戦火で焼けてしまった本社跡地（中村区名駅5丁目）に新たに写真のような社屋を建設しました。

昭和19年と22年には石油配給公団などからそれぞれ名古屋市南紀給所に指定され、昭和34年には伊勢湾台風が南区にあった油槽所を直撃し甚大な被害を受けました。 昭和39年、中区丸の内2丁目に長者町給油所が開所しました。

昭和40年、地上3階、地下1階の本社ビルが中村区名駅5丁目に完成。 昭和47年に会社名を株式会社中善に変更。昭和49年、東郷給油所を開所。

第1次、第2次オイルショックなどもありましたが、1964年の東京オリンピック直後から進んだ日本のモータリゼーションに後押しされ、当時、12か所のガソリンスタンドを名古屋市と近郊で営業。 又、直売部門も組織され幅広い販売サービス網を展開していました。

平成8年、特石法の廃止による価格競争の激化、平成20年、リーマンショック、平成22年、危険物の規制に関する規則の改正による地下タンク改修義務化、更に技術革新による自動車の低燃費化など、 多くの困難が立ち塞がりましたが経営の効率化を押し進めることにより乗り越えました。

直売部門においては平成20年、協同油脂株式会社ロバスター正規販売店として認定されるなどして、現在約60メーカーを取扱しお客様に幅広い選択肢を提供させて頂いています。 又、日々の活動の結果として令和2年、株式会社ENEOSエリア最優秀重点特約店部門中部エリア1位などを受賞することができました。

平成27年、本社屋をリノベーション。そして令和4年、創業150周年を無事迎えることができました。